『御正忌報恩講』

『御正忌報恩講』

1月14日(金)・15日(土)・16日(日)

新型コロナウイルス感染症の感染者が、連日、過去最多を更新する中、三日間にわたり御正忌報恩講が勤まりました。
御講師は、住職の大学院時代の後輩でもある兵庫県西宮市善教寺副住職の赤井智顕先生です。

 

準備は、1週間前から始まります。お供えする華餅作りの様子です。
お餅を流し込む筒を組み立てていきます。
筒の中には、米油を塗っていきます。

 

つきたてのお餅を、筒に流し込んでいきます。
なかなかコツがいります。

 

お餅を筒に流し込んで二日後、ほどよく固まったお餅を筒からとりだし、小さく切っていきます。

 

小さく切ったお餅を上手に積んでいきます。
これもコツがいります。
こんな風に三日間、お餅がお供えされました。
御満座終了後は、各地区のお世話人様によって、各御門徒の皆様のお宅に配られます。

 

本堂にお飾りされる仏華も、御門徒の手によって生けられます。
三日間にわたって、仏華を完成させてくださいました。 清らかな仏華がお飾りされ、本堂の中が本当のお浄土のようにきれいになりました。

 

二日前の12日(水)には、仏教婦人会の皆様が、お掃除をしてくださいました。

 

講師部屋もきれいにしてくださいました。
前日の13日(木)には、仏教壮年会や総代の皆様、当番地区の男性方が、幕張をしてくださいました。

 

山門にも幕を張ります。
大玄関にも幕を張ります。 初日の14日(金)は、嘉川保育園の年長組の子ども達も一緒にお正信偈のお勤めをしてくれました。
大内光輪保育園の年長組の子ども達もお参り予定でしたが、新型コロナウイルスの流行拡大に配慮し、お参りできませんでした。

 

初日の14日(金)は、自由参拝日でしたが、コロナ禍の影響もあり、少なめの参詣者でした。
赤井先生の御法話は、分かりやすくありがたかったです。

 

二日目からは、参詣者の地区分けをさせていただきました。
二日目の地区は、コロナ禍の中、たくさんお参りくださいました。
二日目の夕方には、日曜学校の子ども達と保護者の皆様もお参りくださいました。
中学生もいます。

 

二日目の夜座は、仏教壮年会と仏教青年会の集いも兼ねて大逮夜のお勤めをさせていただきました。
三日目の御満座の様子です。
三日目も地区分けをさせていただきました。
二日目の地区ほどではありませんが、三日目の地区も、コロナ禍の中、たくさんお参りくださいました。

 

御法座終了後、当番地区の皆様が、お供えされた華餅を配布ように小分けしてくださいました。
高校生になった新発意も一緒に手伝っています。
後片付けも、皆様、一生懸命御報謝くださいました。
コロナ禍の中、本当に大変な三日間でしたが、こんな状況の中だからこその尊い三日間をお勤めさせて頂けました。
御報謝くださった皆様、ご参詣くださった皆様、まことにありがとうございました。

 

2022年1月16日